さまざまなライフステージで活躍する、エレガントな女性の育成をめざす梅花女子大学。
専門的な知識や資格のほか、教養、品性を身につけるとともに、真の「美しさ」を身につけることにも重点を置いています。
2021年4月からは身体の健康につながる3資格が取得できることになりました。心身ともに健やかで美しい女性をめざすことができます。
看護師として必要な心構えや態度を身につけます。
また対象者を援助するために必要とされる基礎的な看護技術を習得します。
療養生活における看護援助を学習します。
また実習では対象者の看護計画を立案し、科学的根拠に基づく思考や判断力を身につけます。
分野ごとに、より専門的な知識の習得をめざします。また分野別実習により広く、より深く、知識の獲得と実践への連動をはかります。
これまでに学んだ知識と実践を統合し、プロフェッショナルとしての意識と実践力を身につけた看護師をめざします。
必 修 | 選 択 | 保健師課程 | 養護教諭課程一種 |
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◎上記に加えて教養科目を履修する必要があります。◎カリキュラムは変更になる場合があります。◎履修に条件がある科目があります。
1・2年次の夏休みには、3日間現場の看護師さんについて現場を見学する看護病棟実習が。4年次の総合実習では、患者さんを2名担当してより実務に近い実習を経験しました。
3年次後期には、病院を訪れ、分野別に実習を行いました。4年次の保健師の実習では、実習を行う地域を事前に訪れてレポートにまとめるなど、下調べをしてから臨みました。
4年次の高校での実習では、先生と生徒という意識を忘れず、先生目線で話すように心がけていました。看護師としての道も考え、教員採用試験の勉強と就職活動を並行していました。
国家試験対策のプロ講師による講座が3年生の終わりから本格開講。
専門分野ごとに実際の事例に合わせて具体的な場面をイメージし、多分野の内容を横断的に学べる充実のプログラムです。
国家試験の全員合格をめざし、専門講師によるガイダンスや集中講義、模擬試験を実施するなど、万全の体制で国家試験対策を展開していきます。
看護学科として国家試験対策委員会を設け、5~6名の専任教員が担当。学年ごとに受け持ち対策講座を開講するほか、個別面談などを通して学生を強力サポート。
最近まで医療の最前線で活躍していた教員が4年間、アドバイザーとして学生一人ひとりの指導を担当します。勉強の仕方、大学生活の過ごし方、進路まで幅広く相談できます。
全教員がオフィスアワーを設定し、学生は普段の授業での疑問点や実習の相談が気軽にできます。着実に悩みを解決できる環境が、梅花の看護学科の強みです。
研究ゼミは5名程度の少人数制です。勉強方法のアドバイスはもちろん、生活習慣の指導や就職活動状況のフォローまで、まさにオーダーメイドのサポート体制が整っています。
医療現場では、職種をこえてチームとして働く「協働」が強く求められています。
同学部内に口腔保健学科があることで、人のケアに携わる同じ医療人としての意識を共有し、さらには異なる専門職が互いに啓発し合う理想的な姿勢を早くから身につけることができます。
本学で開催する病院就職説明会では、病院の規模・特徴や職務内容などの詳細について、採用担当者と学生がじっくり話を交わすことができます。
学生たちが卒業後に医療従事者として働く意味を考える重要な機会で、誰もが熱心に耳を傾けて積極的に質問します。
梅花では看護師と保健師、両方の国家資格を取得。大好きな故郷に住む人々の健康を守りたいと考えて、地元の保健師の道を選びました。
病気やケガにならないための、予防的なアプローチをできるのが保健師職の魅力。幅広い保健活動ができる大阪市で、住民一人ひとりと丁寧に関わっていきたいです。
市の健康増進計画に共感したのが就職の決め手でした。心身の健康を守る保健師として、市民の方々と密に関わっていきたいです。
小学校の養護教諭をしています。大学で医学・看護学の知識を学んだので、救急処置や緊急時の判断などの際に役に立っています。ケガや体調不良で保健室に来室する児童の対応はもちろん、心のケアも大切な仕事。さまざまなしんどさを抱えているこどもとの関わりは、スムーズにいかないこともありますが、担任の先生方と連携しながら、こどもの話に最後まで耳を傾けることを大切にしています。悩みながらも自分で前に進もうとしている姿や、自分のことを認めることができるようになっていく姿など、生徒の小さな成長を見た時にやりがいを感じます。
[取得資格]看護師/養護教諭一種免許状
生活習慣病による心臓病や先天性心臓病の方の看護をしてきましたが、現在は集中治療室に勤務し、生命の危機に直面する患者さんの看護をしています。重症機器は難しく、責任もすごくありますが、医師、看護師、コメディカルが力を合わせて重症管理に当たっています。患者さまの病気が治って退院されるのは、うれしい反面ちょっぴり寂しいことも…。まだまだできないこともありますが、先輩方のサポートもあって、いろいろな経験をさせていただいています。
[取得資格]看護師
病院実習は自分の看護観と向き合う好機となり、将来像も明確になりました。理想の看護師になれるよう、さらなる成長をめざします。
臨地実習や授業のグループワークで培ったコミュニケーション能力を強みに、患者さまに安心していただける看護を提供したいです。
全力を出し切って
第一志望に就職ALS(筋萎縮性側索硬化症)の友人に寄リ添う看護師さんを見て看護師をめざすように。就職活動では、丁寧な自己分析を心がけました。
失敗や後悔を繰り返すなかで実践力を養えた実習は、とても貴重な経験でした。今後は日々看護技術を磨きながら、誇りを持って働きます。
東日本大震災がきっかけで
救急医療へ東日本大震災で災害看護に興味をもち、授業に災害看護演習プログラムがある梅花に入学。高度急性期の患者さまの看護をするのが目標です。
先生や友人に支えられ、理想の看護師像をめざした4年間。今後も学ぶ姿勢を忘れず、高度な看護技術を身につけたいと思います。
施設・設備が整った環境に
勉強する意欲が刺激されました
演習室などが開放されていて、満足のいくまで技術練習ができました。将来は救急など重症患者さんのケアにあたるのが目標です。
就職活動では理想の看護像を
構築して臨みました実習で自分なりの看護観やめざしたい看護像をしっかりと構築できたおかげで、就職活動でも自分の考えをアピールすることができました。
学生生活を通して
管理能力を養えました勉強と実習で多忙な学生生活を通しスケジュール管理能力が身につきました。就職活動でも最後まで計画的に進めることができたと思います。
学びを通して、
自分の意見を伝えられるように国家試験対策委員の活動と多彩な実習で多くの人と関わり、看護の知識と自分の意見をしっかり伝えられる姿勢が身につきました。
将来どう働きたいかを考える上で、病院実習はとても学びの多い経験でした。患者さまの心と健康に寄り添う看護師をめざします。
患者さまの状態の観察を行い、医師、薬剤師、理学療法士とともに治療やケア介入の内容についてカンファレンスを実施しています。看護はチームで提供するもの。報告・連絡・相談をこまめにすることを心がけています。また、在学中に保健師の資格を取得できたことで、患者さまの入院中の様子はもちろん、退院後の生活のことまで意識できていると感じています。安心・安全な看護を提供できるように、知識や技術をさらに確かなものにして、患者さまやご家族、一緒に働く看護師にも信頼してもらえるような看護師になりたいと思います。
現在、大学病院の混合内科で勤務しています。大学時代に日々の勉強で身につけた知識や技術だけではなく、病院実習を経験できたおかげで、病院ごとの特徴や看護師と患者さまとの関わりを見ることができ、そのなかで、自分の看護観を育てていくことができました。就職後も女性の多い職場のため、女子大学だったことで身についた女性との人間関係を築いていく方法がよりいかされていると思います。また、大学時代のアルバイトでお客さまと関わり、相手を敬う対応などを経験したことも大きかったです。
自分から動いて、
積極的な就職活動を志望する病院への就職をめざし、就職部の活用やインターンシップへの参加、先輩からの情報収集など、積極的な就活を行いました。
就職部のサポートが
励みになりました履歴書の添削や、面接練習など丁寧に指導してくださり、とても支えになりました。手厚いサポートは、梅花生でよかったと思うポイントです。
目標は向上心のある看護師北里大学病院の採用試験は、学生生活の経験をもとに書く小論文と面接。4年間の頑張りで、自信を持って面接に挑むことができました。
就活はスケジュール管理と
準備力がカギ!就活で大事だと思ったのは、スケジュール管理と準備力!忙しい中でもコツコツ努力できたことが、就活の成功の秘訣です。
レポート作成を通じて、自分の意見を伝達する力が培われました。学びや経験のすべてが、就職活動に役立ったと感じています。
手術室看護師として病院に勤務し、主に全身麻酔で手術を受ける患者さまを担当しています。麻酔で眠っている患者さまの「声にならない訴え」を、直接身体にふれたり、心電図モニターで状態を確認することで把握し、安全に手術が行われるように見守っています。術後、無事に患者さまが目を覚まされた瞬間は本当にほっとしますし、元気に退院されていく様子を見ると、とてもやりがいを感じます。責任の重い仕事ですが、さまざまな経験を積んでスキルアップし、立派な手術室看護師になるために頑張っていきたいと思います。
[取得資格]看護師/保健師
自分の行動一つひとつが患者さまの命に関わると自覚し、責任と誇りを持って働きながら、理想の看護師像を追求し続けます。
意見の伝え方・人との
関わり方を学びましたグループ学習が多かったため、意見の伝え方や話の聞き方をしっかりと学ぶことができました。今後は急性期の領域で活躍したいです。
就職の決め手は、自分の看護観と病院理念が一致していたことです。看護の知識と技術を高め、患者さまの心に寄り添うやさしい看護を提供したいです。
入院中の患者さまの日常生活のお手伝いをはじめ、退院後にも患者さまがその人らしい生活を送れるように支援を行っています。看護師として働く中で常に心掛けているのは「安全第一」。梅花での学びは、安心・安全な医療を提供するうえで基盤になっています。患者さまから「あなたがいてくれて良かった」という声をいただいたときは、この仕事をやっていて本当によかったと感じます。患者さまに寄り添った看護を提供するために、看護の勉強はもちろん、自分自身の人間性を高め、行動に誇りと責任を持てる人になりたいと思っています。
[取得資格]看護師/保健師/養護教諭一種免許状
きめ細かな国家試験対策が魅力 専門講師を招いた講義など充実した国試対策のもと、しっかり勉強できた4年間。梅花で同じ目標を持つ仲間と学べたことは、私の財産です。
兵庫県立尼崎総合周産期医療センターのMFICU(母体・胎児集中治療室)・産科病棟勤務の3年間を経て、離島に移住しました。現在は島に1 つしかない総合病院の外来に所属しており、助産師兼看護師として働いています。いのちを育み、産み、育つという人の一生に携わり、家族がいのちを迎える瞬間に立ち合わせていただくと、感謝の気持ちが溢れるとともに、助産師をしていて良かったと感じます。目の前にいる母子一人ひとりに合わせて、添い方や関わり方を変え、母子が助産師を必要とした時に、いつでも関われる、いつでも伝えられる人でありたいと思っています。
[取得資格]看護師/助産師
「恵まれないこどもたちの役に立ちたい」という思いから、国際看護を学べる梅花を選びました。卒業後、働きながら資金を貯め、カンボジアの孤児院へ。そこでますます思いを強め、次は多くの難民を受け入れている国、ドイツに飛び込みました。ドイツ語の検定試験で「B1」(通常の会社業務可)も取得できました。思いやりのある日本の文化を背景に、看護倫理を身につけている看護師は、世界でトップレベルの仕事ができると思います。大学で倫理を学んでから仕事ができていることを、誇りに思えました。
[取得資格]看護師/保健師/第一種衛生管理者/TOEFL
病床数や、管轄先などで大別される病院。一般病院に就職する学生が多い。ほかにも、公立・公的病院や大学病院も人気。
大阪府、兵庫県など関西圏の病院に就職する学生が多い。各自の出身地のほか、キャリアアップをめざして神奈川県といった関東圏に就職する学生も。