明治維新からまだ間もない1878(明治11)年。
澤山保羅は日本の将来のため、女性の地位向上に向けた改革の第一歩を踏み出しました。
その夢に向かっての歩みは、キリスト教精神に基づく知育と徳育を中心とした梅花女学校(梅花女子大学の前身)の開設へとつながっています。
梅花女子大学がめざしてきたのは、豊かな教養と専門性を兼ね備え、愛と奉仕の精神で社会に貢献できる女性の育成です。
梅花学園を巣立った学生・生徒は6万余名にのぼります。
20世紀末から世界を取り巻く環境は、先行き不透明で混沌としたものへと大きく変化しました。
これまでの慣行・慣習が通用しなくなり、新たな視点、価値観をもって時代の先を見据える女性の活躍がこれまで以上に求められています。
そして、新たな時代のなか、梅花女子大学がめざすのは「チャレンジ&エレガンス」。
様々な問題に果敢に立ち向かい解決できる「チャレンジ」精神、品性と思いやりある「エレガンス」を兼ね備えた女性の育成です。
つまり、輝く女性を輩出することです。
北摂に位置する緑あふれる茨木エレガンスキャンパス。一人ひとりの学生を大切にする小規模大学の温かさ。
9学科を有する総合大学の多様性。教職員と学生が一体となって学び合う教育環境と学生同士の様々な交流。
そして、学生一人ひとりが、日々新たな感動と成長を実感できるコミュニティ。
それが梅花女子大学なのです。
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」
(マタイによる福音書7章12節)
名門の誇り「梅花物語」。
それは1878(明治11)年からはじまりました。
チャレンジ精神あふれるエレガントな女性の育成こそが、
梅花学園創立以来の使命です。
北摂の丘、澄んだ空気、空の青さ、四季折々の花と緑の豊かさ、そして水辺があり、
心の安らぎの場となっています。
大きな夢に向かっていく感性を日々養います。
美しい日本語の話し方や女性の生き方といった、
知性と品性を備えた女性となるための基礎力を養う授業が豊富です。
主専攻として各分野の専門的な知識と技術を育む。副専攻では専門性を強め女性の生涯に役立つ+αの資格を身につける。
「おしゃれの日」は、学生と教職員がともに、いつも以上に身だしなみに気を配り、
美しいマナーを心がけようという取り組みです。
毎月1 日、一人ひとりが考えた「おしゃれ」が、キャンパスにあふれます。
梅花歌劇団「劇団この花」は、学問と融合した歌劇団。
団員一人ひとりが各学科で学びながら
高い教養と資格などを取得し、
また日々の活動を通して自らの可能性を広げながら
社会人として自立していくことをめざします。
全学生と多彩な企業がコラボする産学連携
「Baika × 企業コラボプロジェクト」を推進。
大学での学びと、女子大学生ならではの感性をいかした
商品開発や企画などの取り組みを数多く行っています。
各学科でさまざまな資格取得に挑戦できます。
“ 看護師”“ 歯科衛生士”“ 管理栄養士”をはじめ、
資格の取得には、学内で専門講師による対策講座などを展開。
万全のサポート体制を整えています。
一人ひとりの個性をいかす日本トップクラスの少人数教育。
専任教員率の高さから、全学生、教職員が学び成長し、
感動しあうキャンパスが実現しています。
図書館やコミュニティルーム、学生相談室をはじめ、
それぞれの学部・学科での専門的な学びに必要な実験室、実習室、演習室などの施設が充実。
最新機器を備えた、実際の現場に近い環境で実験や実習をすることで、
より実践的な学びを得られます。
ヘアメイクやファッションなどをテーマに専門講師を招き、
「マナー講座」を開催。
学生のうちから、立ち居ふるまいやマナー、身だしなみなどに
気をつけることで、卒業後にもいきる品性を養うことができます。
女子キャリアに特化した就職相談員が、学生一人ひとりの適性にあわせて求人情報を紹介。
就活ゼミ、スーパーチャレンジ講座など独自のサポートプログラムで、
高い就職率を達成しています。
心理学科で活躍しているアニマルセラピー犬、
梅ちゃんは、みんなのアイドル的存在。
キャンパスでのお散歩タイムには、学生たちが次々と集まってきます。