食に関する科目・実習など4年間を通じてじっくり学びます。卒業時には調理師免許と2級菓子製造技能士(洋菓子)受検資格が得られます。
調理・製菓実習に加え、ビジネス、食文化、食育・安全といった「食」の専門知識を深めます。
また中学と高校の教員免許(家庭)を取得することもできます。もちろん「おもてなし」の基本も学びます。
社会人基礎力やマネジメント力を学び、あらゆるビジネスに対応する資格取得のために、入学時にノート PC を全員に貸与。企業とのコラボレーションでは、より実践的な「 食 」の課題に取り組みます。
調理実習を通してチームワーク力を身につけ、食に不可欠な衛生管理の知識、食文化への理解を深めます。さらに社会に結びつく就業力を身につけます。
調理実習の内容が専門的になり、新たに製菓実習もはじまります。さらに「食育・安全」「食産業」「食文化」に関するたくさんの授業が、本格的にスタートします。
「調理・製菓コース」、「食ビジネスコース」、「食文化コース」から興味や研究テーマに合ったゼミ(少人数制演習)を選択し、専門的な知識や思考を養います。
これまでに学んだ知識や技術をいかし、「食」の仕事で求められる幅広い視野とより高度な調理技術・製菓技術を学びます。また学びの集大成として、卒業研究を完成させます。
調理・製菓に関する技術と知識をしっかり習得し、調理師・2級菓子製造技能士(受検資格)の資格取得をめざします。また、生産・流通・加工の視点から「食」を安全に扱う方法をはじめ、「食と健康」や「食育」などについて学びます。「食」の現場が求める実践力を養成します。
調理師資格を基礎におき、食ビジネスにおける幅広い分野での活躍をめざすコース。マーケティングや簿記など基本的な経営学の知識、店舗デザインや演出、おもてなしなど、食ビジネスの世界で活躍する力を養います。また企業とのコラボを活用し、商品企画にも積極的に取り組み、実地で学ぶ機会を提供しています。
食文化や歴史、地域の食材の視点から国内外の食について、専門的に学ぶコース。伝統的な日本の食文化への理解を深めるだけでなく、世界各国の食生活事情をひもときながら、食文化に関する幅広い知識をもつ人材を育成します。講義内容は、各国の「食」の歴史から、環境保全・飢餓などの「食」の社会問題にも切り込んでいきます。
オーナーパティシエ、ホテルシェフとして活躍した教員から理論と実技の両面で直接指導を受けることで、体系的に調理・製菓を学ぶことができます。また「食育・安全」「食産業」「食文化」など幅広い知識を併せて学ぶことで、思考力・実践力を身につけられます。
食文化学科では、国際的に通用する「食文化」人の育成をめざしており、 日本の食文化や調理法だけでなく、世界各国の食文化や食生活事情、調理技術を学びます。学科独自のプランで企画するヨーロッパ研修では、大学で習得した知識や技術を確かなものにするため、海外の食文化に直にふれ、見聞を広めることを主目的としています。大学の講義、実習での学びを超え、確かな知識や技術の習得をめざす機会となっています。
食文化学科では、食品メーカーやホテルなどの企業や、大阪府、茨木市とコラボレーションした取り組みを行っています。企業の方とディスカッションしたり、自分の考えたレシピを店頭で実際に販売したりする経験は、「産官学連携」の取り組みならでは。女子大学生の柔軟な発想力と感性で、これまで数々のコラボレーションが実現し、学びの実践、そして商品化などさらなるステップアップにつながっています。一人ひとりの可能性を大きく広げるこうした取り組みを、これからもサポートしていきます。
寿司·和食、割烹などを展開する(株)音羽とのコラボ。毎月29日の音羽福の日にちなんで販売されるご縁福巻を季節に応じて4種類考案。四季を感じることができる華やかなネーミングにもこだわりました。
茨木市の老舗和食屋と、茨木の新名物を考案すべく、学生たちが地域ブランド「龍王味噌」を使ったおかず味噌「ゑくぼ味噌」を開発しました。パッケージのデザインも学生が考案し、「OSAKAねぎ味噌」、「OSAKAいちじく味噌」の2種が商品化されました。
節分の恵方巻き開発コラボ。半年かけて練り上げたアイデアに基づき、学生自身による試作品とともにプレゼン大会を実施。その後、ブラッシュアップを重ねて選ばれた2品が近畿周辺の7店舗で販売されました。
飛騨野菜について学ぶ「食育講座」を実施。また、飛騨野菜の消費拡大をめざし、飛騨産のほうれんそう、トマトを使ったレシピを学生が考案しました。和食からスイーツといった今までにない発想で94ものレシピが生まれました。
調理ゼミの2チームが、大阪府とカゴメ株式会社共催の『適塩・野菜たっぷり!めっちゃ健康メニュー』コンテストにて、237件の応募作品から選出され、最優秀賞と優秀賞をそれぞれ受賞。選ばれたメニューは、後日、山崎製パン株式会社やアスクル株式会社の社員食堂で提供され、好評を博しました。
製菓ゼミが夏のスイーツメニューの開発に挑戦。客層や販売状況などさまざまなことを考慮しつつ学生たちが考案した10メニューから「爽やかゆずはちみつかき氷(タピオカ・甘酒・アイストッピング)」が採用され、イオンイーハート系列の各店舗で販売されました。
ビジネス系ゼミが、(株)イオンイーハートが全国展開する「おひつごはん 四六時中/海の穂まれ」のメニュー開発に取り組みました。イオンイーハートの商品開発者からのアドバイスをもとに、「牡蠣といくらのバター醤油おひつごはん」を考案。全国81店舗にて、2020年8月~2021年2月まで販売されました。
おうちの冷蔵庫にある食材と調味料を使って、美味しさはもちろんのこと、健康と栄養を意識したおしゃれなレシピを多数考案。おうち時間が楽しくなるお料理たちは、東芝ライフスタイル(株)のアプリにも掲載されます。
3年次の夏からSPI講座や就活ゼミに参加。企業とのコラボ企画やイベントに積極的に取り組んだ経験も、アピールポイントになりました。
4年間オープンキャンパスの運営に携わり、広報スタッフや学科の個別相談を経験。自然と礼儀作法が身につき、面接でもいかせました。
3年次より本格的に教員採用試験に向けた対策を開始。特に面接練習は、教職や学科の先生方に何度も親身なご指導をいただきました。
早めに就職活動を始めると、多くの企業を見られるのでおすすめです。私も3年次の冬から開始して、希望の職種に就職できました。
梅花女子大学での学びの中で、たくさんの先生方との出会いがあり、念願の開店が実現できました。また先生方には、店名選びや開店準備などもお手伝いいただきました。